転職エージェントは、無料でコンサルタント(アドバイザー)への相談が可能であり、孤独な転職活動を助けてくれる心強い味方でもあります。
こんな疑問に今回は答えていきます。
はじめに結論を話しておくと、転職エージェントは複数登録すべきであり、メリットも多いので最低3社は登録するのが必須です。
なぜ断言できるのかというと、僕は新卒で入社した会社を1年で退職し、20代で2回の転職経験があるからです。
こんにちは!りゅうたき(@takkyhokkaido)です。
僕は2回の転職活動どちらも転職エージェントを利用していますし、メリットをたくさん感じましたよ。
そこで、転職エージェントを複数登録することのメリットについて詳しく紹介します。
転職エージェントは複数登録すべき
最低3社登録必須
そもそも転職エージェントは必要なのか
Contents
転職エージェントは複数登録するとメリットが多い話【全部で5つ】

最初に結論を話してしまいましたが、もう一度繰り返すと「転職エージェントは複数登録するとメリットが多い。」です。
例えばどんなメリットが?というと、以下の5つが挙げられます。
- 自分に合ったコンサルタントを見つけることができる
- 各転職エージェントの非公開求人を紹介してもらえる
- 得意な業界・職種によって転職エージェントを使い分けられる
- 早く転職を決めることができる
- より多くの意見・アドバイスから転職先を選択可能
転職エージェントで面談をする際、必ずしもベテランのコンサルタントが担当者として付くわけではありません。
中には、研修がてら新人が担当者になる場合もあり、求人の質やマッチ度が低くなってしまう恐れがあるので注意が必要です。
もちろん担当者の変更は可能ですが、人によっては「なかなか言い出せない…。」という人もいるでしょう。
そこで、複数の転職エージェントで面談をしておけば、熟練のコンサルタント・自分に合ったコンサルタントを見つける確率が高くなるのです。
では、先ほど挙げた5つのメリットをそれぞれ簡単に説明していきます。
①自分に合ったコンサルタントを見つけることができる
まずは、上記でも少し触れた「自分に合ったコンサルタントを見つけることができる」というメリットについてです。
いくら転職エージェントが現在の転職に関する知識を豊富に取り揃えたコンサルタントだとしても、面談で話すのは『人対人』。
人間同士、当然合う合わないはありますし、コンサルタントの中には威圧的に転職をススメてきたり、厳しい言葉ばかりかけてくる人もいます。
ですから、最初に面談をした転職エージェントで、好条件で自分が納得する求人・最適なコンサルタントと出会えた人以外は、他の転職エージェントにも登録して面談を受けることをおすすめします。
そうすれば、自ずと自分に合ったコンサルタントを見つけることができるはずなので、ダラダラと余計な時間を使うことなく転職活動に専念することができます。
②各転職エージェントの非公開求人を紹介してもらえる
転職エージェントは、基本的に転職サイトで見られるような求人には全てを載せず、『非公開求人』として複数の求人を隠し持っています。
その理由としては以下のことが考えられます。
好条件の求人を公開すると募集が増えすぎて大変
逆に募集要項がピンポイント過ぎて募集しても集まらない
企業側から「非公開で。」と頼まれている
本当に転職意思のある人に提案したい求人だから
わざわざ公開しなくても、人気があるからすぐに決まってしまう
代表としては以上ですが、各転職エージェントの規約によっても非公開求人になる理由は様々あります。
答えは簡単、面談を受けて求人を紹介してもらうしかありません。
コンサルタントは、最初の面談で転職者の要望をヒアリングし、希望に合った求人を公開・非公開求人含めて紹介してくれます。
なので、転職エージェントを複数登録すればその分優良な求人を紹介してもらえますし、いくつかを比較して自分なりに精査することだって可能です。
③得意な業界・職種によって転職エージェントを使い分けられる
2019年5月現在、転職エージェントは数多く存在しますが、それぞれ抱えている求人の業界・職種(以下業種)によって得意・不得意があります。
- 20代に特化した転職エージェント
- 大手企業に特化した転職エージェント
- IT業界に特化した転職エージェント
以上のように、転職者は各転職エージェントが得意とする業種を知り、自分が求める業種とマッチする転職を求めていかなければなりません。
しかし、転職者の中には
という人もいるでしょう。
なので、自分が興味のある業種を得意とする転職エージェントを複数登録し、質の高い求人を集めることで後悔の少ない転職が行なうようにしましょう。
④早く転職を決めることができる
これは言わずもがな、転職エージェントを複数登録して転職活動を行えば、面接の回数も増やせるので、早く転職を決めることができちゃいます。
しかし注意点もあります。
それは、”登録しすぎると返って面接のセッティングが合わなくなり、転職が決まるスピードが落ちてしまう”という点です。
既に退職済みで、転職活動にかけられる時間がたっぷりある人なら話は別ですが、ほとんどの人が会社員として仕事をしながら転職活動を行うはず。
そんな限られた時間の中で行う転職は、自分で厳選した転職エージェントとの連絡や面接対策、更には本番の面接にかける時間が重要になります。
よって、転職エージェントは複数登録すれば早く転職を決めることができるのは間違いないですが、登録数と時間配分には気を付けるようにして下さい。
⑤より多くの意見・アドバイスから転職先を選択可能
複数登録のメリット5つ目は、転職エージェントは登録した分だけ面談を行うことになるので、1つに絞るよりもより多くの意見・アドバイスを受けられるようになることです。
結果、様々な転職先の中から自分が行きたい場所を選択できます。
転職先の候補を増やせる
自分の方向性を確立させることができる
今の自分に転職が必要なのかが分かる
様々な業種から見た自分の立場を知れる
でも、社会や求める業種から見た今の自分の立場を知っておかないと、新しい会社への期待が結果的に空回りしてしまう可能性があるからね。
僕も新卒で入社した会社に不満がたくさんあり、知り合いの誘いもあって北海道への移住&転職を決めましたよ。
関連記事「北海道に移住したい!」2019年からの転職方法10選!【実体験あり】

ここまでで、転職エージェントを複数登録するメリットが分かりましたね。
次は、「転職エージェントは最低何社登録すれば良いのか?」を説明します。
転職エージェントの登録は最低3社必須

答えはもう出ていますが、僕の経験上転職エージェントは最低3社の登録が必須だと考えます。
なぜなら、メリットを考えれば当然のこと、2社では比較材料が足りないですし、4社以上登録すると管理が大変になるからです。
しかし、3社全て同時進行しなければいけないというわけではなく、4社以上登録した場合でも、自分に合わなかったと感じたエージェントは登録を解除すれば大丈夫です。
逆に、転職エージェント側は「他のエージェントも登録してうちと比較して下さい。」というスタンスだから、1つに絞って相談するよりも提案がしやすいんだろうね。
もちろん、無理に3社登録する必要はありません。
『最低3社』というのは、あくまで僕の経験上の結果であり、1社で最適な転職が行なえるのならそれに越したことはないので。
まだ1社も面談を行っていないのなら、こちらの記事を参考に転職エージェントを選んで登録してみて下さい。もちろん全て利用は無料です。

転職エージェントの複数登録はコンサルタントに隠しちゃダメ!

これ、とても重要です。
「転職エージェント、複数登録してみよう!」と感じて実際に数社面談を行った際は、必ず各コンサルタントに他の転職エージェントを使用していることを話しておきましょう。
まあ面談の最初に「他にもエージェントを登録していますか?」と聞かれるので、「はい。」と素直に答えておけば大丈夫です。
こんな考えは間違いです。
なぜなら、面接の日程調整を行ったり、同じ企業へアポイントを取ってしまうことを避ける為、コンサルタント側も最善の注意を払っているからです。
他の転職エージェントも併用していることを隠すと、「どうして面接の日程が合わないのか?」などと追求されることになります。
また、コンサルタントのやる気を出させて、「是非うちの求人で内定を取って欲しい!」と思わせる効果も期待できるので、より優良な求人を紹介してくれるかもしれません。
転職への本気度を示す為にも、転職エージェントの複数利用は話すべきです。
ただ、メリットが多い複数登録にもデメリットがあることを知っておいて下さい。
転職エージェントの複数登録にもデメリットが存在する!

ここまで、大きく5つのメリットを含め転職エージェントを複数登録することのメリットを話してきましたが、当然デメリットも存在します。
ザックリ紹介するとこんな感じ。
- 1つのエージェントにかけられる時間が少なくなる
- 面接のセッティングが大変になる
- 内定が決まった後にコンサルタントに断りのメールを送るのが面倒
- 連絡を怠ると電話が掛かってくる
コンサルタントも対人間なので、利用する際は礼儀を忘れないようにしましょう。
当然転職エージェントもビジネスですから、「この人転職する意思ないのかな?」と思われれば連絡も来なくなりますし、関係も薄くなっていきます。
ですが、せっかく自分の転職の為に求人を紹介してくれたり相手の企業とやりとりをしてくれているわけですから、社会人として連絡を怠ってはいけません。
転職エージェントの複数登録はメリットが多い分、自分で予定を管理できない人にとってはコンサルタントと連絡を取るのが大変になるかもしれません。
しかし、転職を早く確実に成功させるには、転職活動を行っている時期は自分に追い込みをかけないとダメです。
でないと、ダラダラと時間が過ぎて「なかなか転職先が決まらない…」なんてことにもなりかねません。
複数登録の大きなメリットを受ける為には、少しのデメリットもあることを覚悟しておきましょう。
そもそも転職エージェントは転職に必要なのか

最後に、ここまで読んでいただくと、
と疑問を感じる人に向けて断言しておきます。
”転職エージェントは転職に必要です!”
詳しくはこちらに書いていますが、特に僕のような20代の人、転職が初めての人にとっては相談相手がいた方が素早く的確な転職を行なえますし、気持ち的にも楽です。
転職は何から始めたら良いのかな?
新卒の時と履歴書・職務経歴書の書き方は違うのかな?
面接日程のセッティングはどうしたら良いのかな?
面接対策なんて自分じゃできないよ…?
転職をする時に悩むこれらのことも、転職エージェントを使えば解決できます。
どこに必要性を感じるかは自分次第ですが、個人的には転職エージェントを無料で使用してみることをおすすめします。
関連記事【実話】転職エージェントは必要です【使って良かった5社挙げます】
まとめ:転職エージェントの登録は自分の頑張れる範囲で!

今回は、「転職エージェントは複数登録した方が良いの?」と疑問を感じている人に向けて、実話から大きなメリットを紹介しました。
登録数が増えれば、その分管理が大変にはなりますが、得られるものも倍増します。
とはいえ、僕の経験上の話であり強制力もないので、まずは1社登録して面談を受けてみてから考えてみると良いでしょう。
- 自分に合ったコンサルタントを見つけることができる
- 各転職エージェントの非公開求人を紹介してもらえる
- 得意な業界・職種によって転職エージェントを使い分けられる
- 早く転職を決めることができる
- より多くの意見・アドバイスから転職先を選択可能