離乳食が7ヶ月目(中期)に入った。
なんだか最近、初期よりも離乳食を食べてくれないな…。
だから食事のときにもイライラしちゃう・・・もうどうしたらいいの…?
こんな疑問に答えます。
「離乳食を7ヶ月頃から食べない…」まずは、原因を解明しよう
離乳食7ヶ月頃からの“食べないストレス”【イライラを消す手抜き方法】
離乳食中期「モグモグ期」に気を付けること【注意点】
こんにちは!りゅうたき(@takkyhokkaido)です。
僕は2児の子供を育てるパパで、上の子は離乳食完了期(1歳半を過ぎたところ)に差し掛かっています。
離乳食初期である「生後5ヶ月~6ヶ月」が過ぎ、離乳食中期「生後7ヶ月~8ヶ月」になると、回数が「1回食 → 2回食」に変わります。
そうなると、初期とはまた違う問題が発生してしまうもの…。
中でも「最初はスンナリと食べていたのに急に食べてくれない!」というのは、ママやパパにとって大きなストレスですよね・・・?
ただし結論を言ってしまうと、離乳食は肩肘を張って行うものではありませんし、手抜きをすればその分イライラも収まります。
なので今回は、生後7ヶ月に突入してストレスが増えてしまった人に対し、イライラを消す手抜き方法を紹介します。
※本記事では一部、下記の本を参考にさせてもらっています。
Contents
「離乳食を7ヶ月頃から食べない…」まずは、原因を解明しよう

現在進行形で離乳食を食べなくなってしまったのなら、何かしらの原因があるはず。
そこで、まず最初は原因を解明してみましょう。
例えば下記のような感じ。
2回食にしてから、全てのメニューを一新した
「食べないならあげない!」と、怒ってしまった
おかゆも野菜も、ずっと同じ献立で与えてしまった
上記は全て、1回食から2回食に変わったときに離乳食を食べなくなってしまう原因になります。
赤ちゃんはデリケート、だからめんどくさい
赤ちゃんはとってもデリケートで、少しの味の違い・固さの違いで離乳食を受け付けなくなります。
ただ、離乳食初期にはなんとか食べ始めてくれていたなら、2回食に切り替えたときに親が与えた変化によって食べなくなってしまった可能性が高いです。
よって、下記のようなことを思い出して振り返ってみましょう。
- 急な変化を与えていないか?
- イライラして感情的ではないか?
- 同じ食べ物ばかりで飽きていないか?
どれか1つでも当てはまれば、赤ちゃんは口からベッと出したり、全く食べないようになってしまう可能性がありますよ。
食材の固さを変えるなら、メニューの1品だけ
離乳食中期では、まだまだ下の前歯が少し生え始めるくらいなので、裏ごし・すりつぶした状態で与えていた初期の状態から少しずつ固さを変えていかなければなりません。
例えば下記のとおり。
野菜
→ 2mmぐらいのみじん切りにして、舌と上あごでつぶせる固さ(豆腐くらい)に。
たんぱく質
→ 鶏ささみや挽肉、納豆や魚の赤身まぐろを試してみる。
※どの食材もアレルギーの心配があるため、最初は「小さじ1」で与えるように。
離乳食中期(7ヶ月頃)から2回食を与え始めるときは、どれも”豆腐ぐらいの固さ”と覚えておきましょう。
また食べずらそうに見えたら、水溶き片栗粉でとろみを付けたり、水分が多い食べ物(おろし煮)などを与えてみてください。
悲報:両親がイライラしていると、さらに食べなくなる話

スイマセン、ここで1つ悲報を伝えておきます。
基本的に、赤ちゃんは両親が楽しいことをしていたら自分も一緒に楽しいことをしたがります。
つまり、両親が常に無表情・仏頂面で離乳食を与えていても、「一緒に食べたい!」とは思わなくなってしまうということ。
よって、離乳食を食べないからと赤ちゃんを責めるのではなく、「どうして食べてくれないのか?」を考えて改善していくことが重要なのです。
赤ちゃんに離乳食を与えるとき、2回食の場合は時間的に自分達と合わせるのが難しいので、どれだけ食事タイムを楽しくできるかが肝心。
例えば、
今日はにんじんをみじん切りにしてみたから、食べてみよう?
おー!○○ちゃん食べれたの!?偉いね~美味しい美味しい♪
あれ?美味しくない?でも栄養付けないと大きくなれないよ?
といったように、楽しく声がけをしながら与えると、赤ちゃんも「食べるの楽しい!♪」と感じて食べるようになりますよ。
また、離乳食を与えるときには「あーん」と言いながら口を開けて見せてあげると、赤ちゃんも口を開けてくれるはず。
そして口を開けたら、下唇の上に食べ物がのったスプーンを置いてあげればOKです。
離乳食7ヶ月頃からの“食べないストレス”【イライラを消す手抜き方法3つ】

では、急に離乳食7ヶ月頃から食べない子になってしまう赤ちゃんに対し、イライラを隠せないときの手抜き方法を解説します。
先ほどの声がけも大切ですが、こっちの方がより具体的です。
イライラを消すために、下記の3つを試してみましょう。
- まとめてストックして、冷凍を解凍する
- 母乳・粉ミルクを与え、離乳食を減らす
- 市販のベビーフードを使って手抜きする
その①:まとめてストックして、冷凍を解凍する
当たり前かもですが、離乳食はその都度作るよりも、まとめて作っておいた方が楽です。
さらには、離乳食の度に作っていると、「せっかく作ったのに…」という気持ちが大きくなってしまうので、作り置きするのがオススメ。
例えば下記のような容器があれば、小分けして解答すれば良いだけなので簡単ですよね。
離乳食を作り置きするタイミングとしては、
- 赤ちゃんが寝ている間
- パパが休日で家にいる間
これらのタイミングで作るのが良いですね。
また、大人の料理を作るついでに味付け前で小分けして冷凍するのもアリ。
その②:母乳・粉ミルクを与え、離乳食を減らす
生後7ヶ月を過ぎ、離乳食中期になったとしてもすぐに2回食を与えなければいけないわけではありません。
また、赤ちゃんが決められた離乳食の時間前に「お腹が空いたー!」と泣いてしまうのであれば、母乳・粉ミルクを先に与えてもOKです。
離乳食の進み方は、綺麗な右肩上がりのグラフとはいかないのがほとんど、、。
特に生後7ヶ月~8ヶ月頃は、まだまだ離乳食よりも母乳・粉ミルクからの栄養が大事なので、考えすぎずに手抜きしましょう。
その③:市販のベビーフードを使って手抜きする
これは最終手段ですね。
市販のベビーフードを使えば、それはそれは簡単に手抜きができます。
もちろん、口から出されれば少しイラッとはしますが笑、自分で1から作った離乳食よりもストレスになることはないでしょう。
上記のようなベビーフードを、ドラッグストアなどでもよく見ますよね?
ただし、キューピーやピジョン、和光堂といった有名どころのベビーフードは「塩や砂糖」が多めに含まれているので、正直オススメはできません。
詳しくは下記の記事でも解説しています。
参考【離乳食がめんどくさい!】作りたくない時はベビーフードでOK!?
https://hokkaido-susume.com/troublesome-baby-food/
また、自分の子供を想った離乳食を行うなら、食材の中でも野菜にはこだわるようにしましょう。
野菜で手抜きができれば、だいぶストレスも軽減されますよ♪
将来、添加物だらけの食べ物ばかり食べる子に育てたくなければ、「無農薬・オーガニック野菜」を冷凍で自宅に届けてくれる『ミタスのベビーフード』をどうぞ。
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人気記事【レビュー】Mi+(ミタス)の離乳食は初期~中期のサポートに最適!

生後7ヶ月頃からは、“遊びたい欲”が強くなる話

生後7ヶ月頃を過ぎると、食べ物の他にも家の中にある物に興味を示すようになり、食事中にも他の物に気が散るようになります。
つまり、”遊びたい欲”が強くなってしまうのです。
そうなると当然「食べるよりも遊びたい!」という気持ちになり、全然離乳食に集中できなくなってしまうというわけ。
記事内でも話しているとおり、食事中に楽しい雰囲気作りをするのはとても大切ですが、補足して話すなら、食べ物で遊ばせないための対策も必要です。
具体的な対策としては、
授乳・生活リズムを整える
食事中にはテレビや音楽を付けない
ダイニングテーブルにはおもちゃを置かない
上記のように、環境作りの改善をしていくのが大切だったりしますね。
歯が生えている途中ではどうしても、歯茎がかゆくなってブーッ!と離乳食を出してしまうこともあります。
でも、そこで子供がしたことに怒ったり・イライラするのではなく、
と、環境を整えてからなるべく優しく教えてあげるようにしましょう。
離乳食中期「モグモグ期」に気を付けること【注意点まとめ】

ここまで解説したことも含め、離乳食中期「モグモグ期」に気を付けるべき注意点をまとめます。
ザッと挙げると下記のとおり。
食べてくれないなら、無理して与えない
食材のかたさを変えるなら、1品ずつ行う
大事なのは赤ちゃんのペースに合わせること
適度に手抜きをしないと、ママの体が持たない
例えイラッとしても、なるべく食事は楽しく行う
モグモグしている間は待ち、無理やり押し込まない
食事中には、他の誘惑物に気を散らせないようにする
注意点は上記のとおり。
特に環境作りが大きなポイントとなるので、イライラを消すための手抜き方法を実践して、赤ちゃん・両親共に負担を減らしていきましょう。
事実:離乳食は7ヶ月~8ヶ月頃までが楽です【後期は、さらに地獄】

今回は、赤ちゃんが生後7~8ヶ月に差し掛かった人に向けて書いていますが、ぶっちゃけこの時期はまだまだ楽な方です。
というのも、離乳食後期(9~11ヶ月頃)になるとさらに赤ちゃんの自我が芽生えて、どんどん手が付けられなくなりますので、、。
スプーンやフォークで遊んで、テーブルがビチャビチャに…
食べ物を落とすのが楽しくなって、わざと床に落として汚す…
お皿・コップをひっくり返して、机が汚れることを楽しみ出す…
とても残念ですが、上記のようなことは当たり前です。
具体的な対策としては、例えば下記のようなランチョンマットだったり。
さらに、床の汚れ対策に効果的なジョイントマット。。
僕は対策を怠っていたので、毎回ティッシュやタオルで拭いたりして、、めんどうであることはもちろん、ランニングコストも高くなっていました…。
離乳食に対するストレスは、食べてくれないことも大きく関わりますが、個人的には綺麗なテーブルや床を汚される方が嫌でしたね。
離乳食中期(7ヶ月~8ヶ月頃)の、悩み解決Q&A

最後に、離乳食中期(7ヶ月~8ヶ月頃)に抱える悩みについて回答しておきます。
※全部で5つ
Q1.果物は生で与えてもいいの?
A.生ものはアレルギーの心配があります。
ほとんど心配はありませんが、気になる人は加熱してから与えるようにしましょう。
Q2.うんちに野菜が丸ごと出てきたんだけど…!?
A.赤ちゃんの体では、食物繊維の消化が追いつかないことがあります。
トウモロコシやほうれん草、きのこなどは消化不良ではないので安心してください。
Q3.味付けはどのくらいが最適?
A.うまみや甘みを中心にしてください。
まだ塩分は必要ないので、素材から出る本来の味を食べさせてあげましょう。
Q4.食事中、全然楽しそうにしてくれない…。
A.「楽しそうに食べる」というのはまだまだ難しい月齢です。
しっかりと食べてくれているなら、「美味しいよね~♪」と笑いながら話しかけてあげてください。(雰囲気作りが大事!)
Q5.ハチミツや黒砂糖は使っちゃいけないの?
A.ボツリヌス菌が含まれるため、1歳未満の赤ちゃんには絶対に使わないようにしましょう。
「乳児ボツリヌス症」にかかり、神経麻痺の症状を発症する恐れがあります。
まとめ:離乳食を食べないなら、無理して基準に合わせる必要なし

離乳食中期(7ヶ月~8ヶ月頃)というのは、あくまで厚生労働省が公表している基準です。
当然、赤ちゃんそれぞれによっても成長の仕方は違うので、離乳食を食べないからといって無理に基準に合わせようとしなくてもOK。
仮に無理やり食べさせようとしたところで、赤ちゃんが嫌がるどころか、さらに食べなくなってしまう可能性もありますよ。
今回のまとめは下記のとおり。
”食べないストレス”には、手抜き方法を実践!
食事は楽しく!でも、周りには誘惑物を置かないこと
離乳食は後期からが大変。今から汚される前の対策を
離乳食は、子育ての中でも最初にできる大きな壁であることは確か。
なるべく負担やストレスを軽減して、ママやパパも赤ちゃんと一緒に少しずつ成長していきましょうね。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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