20代で脱サラして新規就農する人なんているの?
そもそも、どうして北海道で新規就農したいと思ったのかな?
こんな疑問に答えます。
関東から北海道へ!23歳が新規就農を志した5つの理由
20代での新規就農は大きな可能性を秘めている!
新規就農は自然や動物と一緒に豊かな生活がしたい人におすすめ!
こんにちは!りゅうたき(@takkyhokkaido)です。
僕は20代(正確には23歳)で脱サラ後、酪農での新規就農を目指して北海道へ移住し、2年間農業に時間を費やしてきた経験があります。
僕のように関東で生活している人にとっては、「北海道へ移住する」というのはなかなか非現実的なことですよね?
しかし、現代では都会の雑踏に揉まれ、「自然の中で自由に暮らしたい!」という理想を抱いている人が多いのが現状。
そんな、北海道への移住に憧れて新規就農を志した僕のような人の為、サラリーマンを辞めてまで新規就農を決断した理由を、大きく5つに分けて紹介します。
20代で脱サラした理由については、こちらの記事を参考に。

【20代で脱サラ!】23歳がサラリーマンを辞めた5つの理由とは
Contents
関東から北海道へ!23歳が新規就農を志した5つの理由

まず、僕が23歳で新規就農を志した理由を大きく分けると下記の5つです。
- 北海道という大自然の中で生活したい
- 頑張れば頑張るほど収入が増える仕事がしたい
- 自分の決めた時間で仕事がしたい
- 将来の子供を自然や動物に囲まれた環境で育てたい
- 大きな家を買って高級車に乗りたい
これらの感情は、学生の頃から感じていたものと、実際に北海道での新規就農を考え出してから気持ちが大きくなったものがあります。
特に関東産まれ関東育ちの僕は、人やビル、車などが少なく静かな場所で暮らしたいという理想を昔から抱いていました。
なので、「新規就農する為に北海道へ行く!」と決めたときは、将来を想像してずっとワクワクしていた覚えがあります。
人間も本来は動物だから、感じることは同じなのかもね。
でも、”新規就農をする!”と言っても、簡単には決断できませんよね?
そこで、23歳で脱サラをしてまで新規就農を志した理由を、小さい頃から抱いていた理想と共に詳しく紹介します。
元々、新規就農というのを知ったのも新卒で入社した会社の先輩に誘われてからです。経緯についてはプロフィールに記載しています。

1.北海道という大自然の中で生活したい!
新規就農を志した理由として、何と言っても1番大きいのがこれ!
僕は関東育ちとはいえ、都内のような都会育ちではありません。田んぼが周りにあるような、少し田舎の地域出身です。
なので、田んぼや山があり、学校帰りには自分達だけの秘密基地を山の中に作ってしまうような、自然に囲まれた生活をずっと送りたいと感じていました。
もちろん、関東でもそのような地域はあります。ですが、北海道の敷地の大きさ・電線や高い建物が無い風景と比べると、到底比較になりません。
「大自然の中で寝そべって昼寝がしたい!」と感じたことありませんか?
正に僕がこれです。
新規就農をする上で、環境選びはとても需要です。
僕が選んだ酪農という農業は、北海道が日本国内の生乳生産量日本一を誇っています。
だから「酪農をするなら本場の北海道でやるしかない!」という気持ちがあり、北海道で新規就農しよう!と志したのです。
2.頑張れば頑張るほど収入が増える仕事がしたい!

現代、サラリーマンでなくても収入を得る仕事は山ほどあります。
元々サラリーマンだった人が脱サラしてフリーランスになる。
若い頃にベンチャー企業を立ち上げて会社を作る。
個人事業主として生計を立てる。
などなど、自分の頑張り次第ではサラーリマンで働くよりも収入を得ることは可能ですよね?
しかも、固定給だけのサラーリマンとは違い責任感も大きくなる為、仕事に対する熱意も強くなります。
僕は新卒で経理職という職に就いたので、仕事の内容上ほとんどの社員の給料を見ることが出来ました。(※決して好んで見ているわけではありません。)
よって、役職によってもらえる給料、給料の上限・下限が見えてしまったのです。
僕が入社した会社は医療系メーカーの中では老舗で、国内のシェア率も高いです。
しかし、正直言って上級役職の人でも「え!?これしかもらってないの!?」と感じるほどでした…。
職の中では安定した「経理職」を選んだ僕ですが、”安定しているからこそ限界もある程度決まっている。”ということに気付いてしまったのです。
それからは、「経営者になってサラリーマンより稼ぎたい!」という気持ちが一層強くなりました。
また、経営者の中でも農家を経営するというのは、100万・1,000万単位でお金が変わるとても夢のある仕事です。
ですから、「新規就農をして自分の頑張りによって収入を増やしたい!」と感じたわけです。
3.自分の決めた時間で仕事がしたい!
サラリーマンは、会社が決めた時間に出社して定時まで仕事を行わなければなりません。
仮に仕事が早く終わったとしても、新しい仕事を増やされて定時前に帰れることはまずありませんよね?
僕の場合は、毎日早く帰りたかったので、自分の仕事を早々に終わらせて定時には帰れるように努力していました。
しかし、ある時上司に言われたのが、「どうしていつも定時に帰るんだ?仕事は無いか聞くべきだろう!?」という言葉。
この言葉を言われた僕は、「いやいや、なんでわざわざ自分から仕事を増やさなければいけないの!?定時って何の為にあるの!?」と、まるで理解が出来ませんでした。
でも、自分に振り分けられた仕事は終わってるんだよ!?何で早く帰っちゃいけないの!?
と、まあ会社で働く上では当たり前な?自分から仕事をもらいに行く、定時なんて関係ない、という組織の考え方が僕には分からなかったというわけです。
ですが、新規就農をすれば自分が決めた時間に仕事を開始し、終わればすぐに自分の家に帰れる。
嫌な上司・昇進を気にすることも無く、自分で時間を管理して仕事を出来ることが可能なのです!
仕事をする時間も大事ですが、僕はプライベートも大切にしたかったので、「一度しか無い人生、仕事でお金を稼ぐ時間も自分で決めたい!」と、新規就農を志しました。
4.将来の自分の子供を自然や動物に囲まれた環境で育てたい!

1つ目の理由でも少し触れたように、僕は自然の中で暮らすのが大好きです。将来は都会では無く、自然たっぷりの環境で伸びやかに暮らすのが大きな夢です。
そして同時に、将来産まれてくるであろう自分の子供も自然や動物に囲まれた環境で育てたい!という強い意志がありました。
なので、北海道への移住生活を視野に入れてからは、将来の自分の新しい家族を想像して、行きたい気持ちがどんどんと増していきました。
都会のような利便性に富んだ街も確かに魅力的です。人が多ければレジャー施設もありますし、医療の面でも便利ですしね。
ですが、人間よりも遙かに高い建物や「そんなに必要!?」とも思えるコンビニ。そのどれもが自然を壊し、景観を悪くする要因です。
「大人でさえ情報社会に付いて行けてないのに、誘惑だらけの街で子供を育てても純粋な子供は育てられない。」これが僕の考えです。
もちろん子育ては両親の育て方に1番左右されますが、僕は生活の利便性よりも環境から子育てを意識したかったので、北海道への移住を決めました。
5.大きな家を買って高級車に乗りたい!
僕の実家は関東の少し田舎にあります。そんな田舎でも、最近では続々と新しい家が建築され、これから新しく家を建てられる土地がどんどんと無くなってきているのが現状です。
しかも、坪単価は平均で20~30万は当たり前。場所によっては30万を超えるところまであります。
これでは、家族が出来たときに新しい家を建てようと計画しても、サラリーマンの予算内で納めるなら一般的な住宅が限界。
更には、住宅同士の間隔が狭く住民同士のいざこざまで考えなければならない。
確かに、1番の目標は”デッカイ三角屋根の家に住むこと”だよ!
北海道の坪単価は安いところで5万円を切り、高くても10万円を少し超える程度。地域によってもバラつきはありますが、大体関東の4~6分の1程度で土地を手に入れることが出来るのです。
「利便性だけを追求して小さい家で我慢するくらいなら、生活環境が大変でも大きな家に住みたい!」というのが僕の望みです。
※坪単価が気になる人は一度ご自身で調べてみて下さい。
また、個人的な理想として「高級車に乗って高校や大学時代の友達に自慢したい!」という願望もありました笑
20代での新規就農は大きな可能性を秘めている!

ここまで、僕が23歳という若さで北海道での新規就農を志した理由を説明してきました。
今や仕事は自分で選ぶ時代であり、その仕事内容は個々が何を目標として仕事をするのかによって変わってきます。
僕の場合は、自分個人と言うよりも”将来の家族を想像して”というのが大きかったですね。
新規就農に挑む場合、年齢が若ければ若いほど動ける量も増え、将来稼げる可能性も大きくなります。
もちろん新規就農以外にも、20代から挑戦することで将来の財産になることは山ほど存在します。
なので、数ある仕事や選択肢の中から、自分が将来を見据えて本当に挑戦したいと思えることを選択して下さい。
決して脱サラをススメている訳ではありませんが、20代でしか出来ないことがあるのも確かです。
特に、独身の男性の場合は何でもチャレンジ可能なので、可能性を開花させる為にも常に向上心を忘れないようにしましょう!
まとめ:新規就農は自然や動物と一緒に豊かな生活がしたい人におすすめ!

今回は、なぜ新卒で入った会社を辞めてまで新規就農を志したのか、その理由を5つ紹介しました。
どれもあくまで個人的な理由ですが、中には「同じ事思ってる!」というものがありましたでしょうか?
一概に新規就農と言っても、様々な農業が存在します。自然や動物と触れ合いながら生活したいと感じる人は、農業という仕事の選択肢を増やしてみるのも良いですね!
都会での生活に疲れた人
人や周りを気にして生活するのが嫌な人
利便性では無く、自然や動物と心が豊かになる場所で暮らしたい人
以上のような人に、新規就農はおすすめです。
でも、1つだけ覚えておいて下さい。
”農業ってそんな簡単なものではありません!”
北海道に限らず、新規就農を志す人の心に少しでも響いてくれれば嬉しいです!
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