給料が思っていたよりも低いから、早く転職したい!
上司とツリが合わななくて毎日苦痛…。
やりたい仕事をやらせてもらえないから、他のやりたい仕事をするために転職したい!
以上の転職理由は、どれも会社のせいにしたありがちな理由すぎて、面接では相手にされないどころか、自分の評価を下げることにも繋がってしまうので注意が必要です。
転職理由で「会社のせい」はアウト
転職理由はプラス思考で話すべし
僕の転職理由「将来自分で経営したい!」
こんにちは!りゅうたき(@takkyhokkaido)です。
僕は新卒で入社した会社を1年で辞め、20代で2回の転職経験があります。
あるあるの理由で転職を失敗しない為にも、自分の転職理由について考え直してみましょう!
『第二新卒』という言葉は、ここ数年の間に使われるようになった言葉であり、昔と比べて該当する退職者が増えたことから需要も増えています。
※第二新卒とは、学校を卒業してから1~3年未満の人(25歳未満)。
そんな第二新卒に該当する人が「転職をしたい!」と感じる理由は様々ですが、転職理由をありがちなものにすると転職活動では不利になります。
そこで今回は、第二新卒にあるあるの転職理由である、「会社のせいで」が転職活動ではアウトな理由を説明します。
Contents
第二新卒、あるあるの転職理由10選!

まず、第二新卒にありがちな転職理由についてザッと10個紹介します。
- 入社前に聞いていた給料よりも低い
- パワハラ上司の言いなりになるのが嫌だ
- 自分の仕事を評価されない
- 先輩を見ても尊敬できる人がいない
- 残業時間が長すぎる
- 仕事内容が想像していたものと違う
- 聞かされていた部署に配属されなかった
- 会社の業績を知り将来が不安
- やりたい仕事をやらせてもらえない
- 仕事場の雰囲気が悪くて居心地が悪い
第二新卒で転職をしようと考えているのなら、以上のどれかしらの理由と自分の転職理由がマッチするのではないでしょうか?
ちなみに、僕の場合はほぼ全て当てはまります笑
上記10選は、どれも『会社が変われば改善するかもしれない』ものばかり。
だからこそ、僕のように「転職したいと思うのは会社のせいだ。」と決めつけて、転職活動を始める人が多いんですね。
しかし、ハッキリ言って会社を変えても問題が解消される保証はないですし、逆に前職の会社よりも状況は悪化してしまう可能性もあります。
ただ、裁判に発展するような過剰なパワハラ・セクハラ行為を受けている人、うつ病になるまで頑張ろうとしている人は話が別です。
いざ身体が壊れてからでは遅いので、今後の人生を大きく変えてしまわないよう、「やばい!」と感じたら早急に転職するようにしましょう。
このような考えを持っている第二新卒者は気を付けて下さい。
うつ病を抱えた転職者は、転職先では厄介だと懸念されてしまうだけなので、特別お得感はありません。
それよりも自分の身体を大事に、限界を超える前に転職を考えることをおすすめします。
転職理由で「会社のせいで」はアウトです

第二新卒、あるあるの転職理由が分かったところでもう一度言っておきます。
転職理由で「会社のせいで」はアウトです。
「会社のせいで」と一言で言っても、その中には人間関係・給与面・仕事面など、様々な意味が含まれています。
ですが、先ほど話した特段の理由がある人以外が第二新卒で転職しても、また同じく「会社のせいで」と理由を付けて早期退職する可能性が高いです。
第二新卒として転職がしたいなら、「この次はない!」くらいのモチベーションで取り組むべきです。
でも、僕の場合は新卒で入社した会社を1年で辞めたことに後悔はないし、むしろ身体を壊す前に辞めて正解だと思ってる。
ただ、他責を止めていればもっと違った転職方法もあったのかな?とは思うよ。
「会社のせいで」と、他責の気持ちを抱えたままでは自己成長はありません。
転職時にも、面接官に「この人は自分の力で問題・課題を解決しようとする気持ちが無いんだな。うちに入っても会社のせいにしてすぐに辞めるな。」と思われてアウトです。
”第二新卒で転職する=就職を1回失敗した”わけですから、自分にも非があることを認め、新しい会社ではどうすれば同じことが起きないのかを考えましょう。
いくら第二新卒の需要が伸びているとしても、転職活動は新卒時の就活よりも厳しいということを忘れてはいけません。
なぜなら、新卒時には就活の様々なセミナーに通い、面接を受けようと思う会社の企業研究をしっかりと行ってきたはずですが、転職時にはなかなかそういった時間は確保できないからです。
ではどうしたら良いのか。
答えは簡単。辞める理由はいくらでもあれど、『転職理由をプラス思考(ポジティブ)に変える!』これに限ります。
第二新卒の転職理由はプラス思考(ポジティブ)で話すべし

第二新卒の転職を成功させるには、面接官に『転職に対して前向きな姿勢』を示さなければなりません。
そこで重要になるのが、転職理由をプラス思考(ポジティブ)に変換して話すこと。
面接官が第二新卒としてどういった人材を欲しているのか、どんな人となら一緒に働きたいと思うか、を一度考えてみましょう。
自社の方針・人間と馴染めそうな人
入社したらすぐに辞めなさそうな人
自己成長の為に前向きでポジティブな人
問題・課題が発生した時に自分で解決する力がある人
常に待ちの姿勢ではなく、まずは自から動き出す行動力のある人
第二新卒の人材として企業が求めるのは、若者のフレッシュさに加え、元気にプラス思考で仕事に取り組む姿勢です。
面接官も人間ですから、転職者が心で思っている本音までは分からずとも、話し方や態度・雰囲気で一緒に働きたいかを決めています。
- 転職を周りのせいにしてネガティブな発言をしている人
- 自分にも非があることを認め、転職先ではどのように改善していくのかをポジティブに話している人
誰だって、2つを比較したらポジティブな発言をしている人を採用したいと思うでしょう。
僕も最初は全てを会社のせいにして、「どうしたら早くこのヒドイ会社を辞められるだろう…。」ということばかり考えていました。
ですが、問題は会社だけにあるわけではなく、その問題を解決しようと努力する力と量が僕には足らなかったのです。
このことに気付いてからは転職に対する意識が変わり、自分の落ち度を認めて同じ失敗を繰り返さないことを意識するようになりました。
こういった、第二新卒での転職に対して積極的で前向きな姿勢は面接で印象が良くなりますし、今後の仕事面でも他人のせいにすることなく仕事が長続きするようになります。
僕の転職理由「将来自分で経営がしたい!」

最後に僕の転職理由について話しておくと、あるあるの転職理由ももちろんですが、1番核にあったのは「将来自分で経営がしたい。」という強い気持ちです。
なぜ自分で経営がしたいのか?答えは単純。
「会社で働いて不満が出るのは当たり前。なら、自分が経営者になって経営すれば良いじゃないか。」
ただこれだけです。
なので、第二新卒として転職活動は行いましたが、結局北海道へ移住して酪農を勉強し、将来新規就農して酪農家になって経営していこうと決心しました。
【関東から北海道へ!】23歳が新規就農を志した5つの理由とは
今の時代、大手企業でも『終身雇用』が保証されない時代。1つの企業に固執していても、急にリストラされて生活が危険にさらされるなんてことはザラです。
なので、個人的には自分で経営者になるのが最善だと感じています。
当然経営者になれば責任は全て自分に降りかかりますが、一度きりの人生、失敗ばかりでも自分の力で何かを成し遂げたいのです。
まあそんな僕の理想はさておき、経営者の形は様々ありますが、時代に乗るならパソコン1台で行なえるような仕事を行うと良いでしょう。
そうすれば、僕のように北海道に移住して生活するのだって余裕ですし、季節に合わせて生活拠点を変えることだってできます。
ハッキリ言って、想像しただけで最高じゃないですか?
僕は酪農実習生として北海道に移住しましたが、他にも北海道への移住・転職方法は様々あります。
良かったらこちらも参考に。

「北海道に移住したい!」2019年からの転職方法10選!【実体験あり】
まとめ:第二新卒の転職は、あるあるの転職理由に流されず慎重に!

第二新卒で転職を行うなら、辞めるのを会社のせいにせず、理想だけを追い求めないようにしましょう。
ただ、僕と内容は違えど、高い目標を設定して会社に入社した人もいるでしょう。
例えばこんな人。
しかし、実際に働いてみたら以下のようなことばかり…。
- いくら成績を上げても、入社して3年経たないとボーナスには反映されない
- 年功序列だから、どれだけ頑張っても給料は一定
- 先輩・上司が高圧的で毎日怒られてばかり
これでは仕事へのやる気もでなくなり、「早くこんな会社転職したいなー。」と考えてしまいますよね?
しかし、自分はまだ社会人として1年目~3年目。会社に貢献していない人材がワガママを言ったところで聞き入れてもらえるはずがありません。
最後までお読みいただきありがとうございます。
第二新卒の転職はあるあるの転職理由に流されず、慎重に決めるようにしましょう!
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